KEC 財団法人 KDDIエンジニアリング・アンド・コンサルティング

 

    KEC創立30周年記念講演


NGO Japan Relief for Cambodia
代表 バーナード・クリッシャー氏 (Mr. Bernard Krisher)
「カンボジアにおける学校建設と
デジタルデバイド解消支援」 1/5
2004年11月25日

 

 

記念講演

チャリティコンサート

NGOへの贈呈式

小学校建設

小学校開校式

 

(情報通信BULLETIN 2005年2月号より)

1.なぜカンボジアの支援を始めたか
2.学校建設プロジェクト
3.コンピューター教育
4.デジタルデバイド解消
5.コンピューター教育の目的

 

1.なぜカンボジアの支援を始めたか
 皆様、本日は、この話のためにお運び頂き有難うございます。
まず何故カンボジアで活動することにしたのか、何故、学校建設をすることにしたのかをお話を申し上げて、少しでも、私共のプロジェクトを理解して頂ければと思っております。
 私は、1962年に日本に来まして、62年〜79年の間、ニューズウィーク社におりました。最初の5年間は東京で特派員として、その後は支局長を努めておりました。1963年から1964年の時期、カンボジアの報道をしたことがあります。そのときにカンボジアを知り、シアヌーク殿下とも知り合うことが出来ました。その後、クーデターによってシアヌーク殿下が国外に亡命された間もずっと連絡を取り合っていました。
 パリで和平協定を結んだシアヌーク殿下は、カンボジアに戻り、その3日後に私は再び殿下にお会いすることができました。そのとき、殿下が「カンボジアの再建・復興に力を貸してくれないかね」とおっしゃいましたので、私は「もちろんやりましょう、まず新聞を始めたい。」と言ったら、「いやそんなことをやったら殺されるよ。何か他のことを考えろ。」と言われました。しかし、そのような殿下の忠告には耳も貸さずに、「カンボジア・デイリー」という新聞を立ち上げました。以来12年間、週6回、発行しており、1号も欠かしたことはありません。こういった活動を通して、カンボジアのジャーナリストを訓練し、自由報道、フリープレスのための基金も作りました。
 カンボジアは問題を多々かかえている国ですが、深刻な問題は2つ、医療と教育であろうと思いました。そこで、シアヌーク・ホスピタルセンター・フォー・ホープという、病院を作りました。この病院では、貧しい人は無料で治療が受けられます。丹下健三事務所が無料で設計し、前田建設が原価以下で建設をしてくれました。その他いろんな方面から医療機器の寄贈を受け、立ち上げて以来6〜7年診療を続けています。



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