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ペルー国遠隔医療用無線IPシステムの通信品質改善
KDDI研究所が、2003年9月にEHASプロジェクト(注1)と協力してペルー北部のアマゾン川上流域に遠隔医療等を目的としたCFO-SSという高速で遠距離通信が可能な無線IPシステムによる2つのリンクを構築しました。
それまではVHF無線による単信通信のみが行われていたものの、音質が悪く、データ伝送速度も9,600 bpsと低速であり、また、季節によって通信品質が劣化するなどの問題がありました。構築された無線IPシステムは、双方向の音声通信のほか、リアルタイムの動画像通信、医療データのやりとりなどを可能とするものです。
今回、当財団は同研究所から上記2リンクのうち1つについて品質改善業務の委託を受け、現地に担当者を派遣し、EHASプロジェクトに参加しているPUPC(注2)のエンジニアと共に無線装置の切り分け試験、高周波ケーブルの交換、アンテナ高の変更、ならびに、サイトの変更等を実施しました。リンクの中継点であるクイパリでは、電気も水道もなく、また、夜は診療所のベッドを借りて蚊帳をつって寝泊まりするなど、非常に厳しい環境での困難な作業となりましたが、特に大きな問題もなく、業務を実施することができました。
注1 EHASプロジェクト(Enlace Hispano Americano de Salud)
ラテンアメリカの通信・医療環境の向上を目的とした大学研究者やエンジニアのコンソーシアム
注2 PUPC:Pontifical Catholic University of Peru
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クイパリ中継所との対向試験 |

ユリマウス市の中心街 |
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